諸富 祥彦

定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
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発売日: 2005-11
発売元: 平凡社
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好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者の諸富 祥彦の力量が、そこここに現れています。
生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
ホントにつらいです。生きるのって・・・
著者は「つらさを乗り越えるのではなく、つらさとともに生きていく。」ことが「生きるのが
つらい」ことに対する解決策だと述べています。
「悩みは悩みとして受けとめてそれを抱えたままどうやって生きていくか。悩んで悩みぬき
”大いなるいのち”に生かされている実感に達する、そこまではのたうちまわるほかない。」
とも言っています。
そのための技法の一つとして「フォーカシング:小さなことからひとつづつ解決して行こう」
という方法が紹介されています。
また、弱音を見せる相手、ただ黙って受けとめてくれる存在が必要だと著者は言います。
最終的には自分の中の否定的な感情をただそのまま認めていく、”うちなるカウンセラーづく
り”に至れば、苦しさともつらさとも折り合いをつけて生きていけるというのが著者の主張です。
そこに至るための方法を著者の経験も交えながら(著者も何年もつらさとつきあってきたと書
かれています。)紹介しています。
私は、もう5年もうつ病で苦しんでいます。ホントに生きるのってつらいです。自分の中で
フォーカシングに似た方法を自然と見につけていました。でも、小さな悩みは解決できます
が、根本的な大きな悩みはなかなか解決しません。解決できない悩みはどこかに置いて来た
方がいいと著者は言っていますが、それができていればうつ病なんかにはならないでしょう?
あとは誰かに黙って受けとめてもらえと言われてもつらいです。一緒にのたうち回ってくれ
なくても、ただ見守ってくれる人、そんな人がいた方がいいに決まっています。
でも、わたしはうつ病が原因でパートナーと離婚しました。
とまあ、「そんなこと言われても」という部分もありますが、自分が病と闘って来た過程と
照らし合わせてみて、この本で言われていることは腑に落ちる部分が多かったのは本当です。
ありのままに受け止める
≪乗り越えよう,解決しようとしても,乗り越えられないかもしれないし,解決への道は開けないかもしれません。
むしろ,「つらさをつらさとして,そのまま受け入れていく」ことが大切です。つらくて仕方がないという人の人生が変わるのは,「この問題は解決しないかもしれない。でもこれを受け入れていくしかない」と事実を事実として,そのまま受け入れることができるようになったときではないでしょうか。≫(99?100頁)
上記の基本的な考え方を種々の表現で説明し,かつ,具体的なヒント(「心の整理図」ワークシート,論理療法,カウンセリングの基本スキルなど)を紹介している。ざっと読めるように簡略化されてはいるが,結構実践的に役立つ内容なのではなかろうか。
たとえば,カウンセリングの基本スキルは,オーバーなくらいしっかりうなづき,「なるほど」「それで」と合いの手を入れながら聞いてあげること,「こうしたらどう」など余計なアドバイスは一切せず,聞くことに徹すること,など。どれも当たり前のことではあるが,そうした基本的なマナーを知っているのと知らないのとでは,悩んでいる人への接し方も随分と違ってきそうである。
みんながつらさを抱えてる。
みんなつらさを抱えて生きているんだよ。
つらかったら「つらい」って言っていいんだよ。
弱音を吐いてもいいんだよ。
ありのままの自分を受けとめようよ。
助け合って、弱音を吐きあう仲間を見つけようよ。
砂糖菓子のように甘く、心地よくなる言葉。
「うつ」で苦しむ人にとって何と癒される言葉でしょう。
「自殺」という苦しみから解放される「近道」を選ぶ前に本書を読んでみませんか?
ひょっとしたら「希望」が見出せるかもしれませんよ。
