下園 壮太

定価: ¥ 1,260
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発売日: 2007-01-18
発売元: PHP研究所
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「プチうつ」気分にサヨナラする本を読んでみた。う~むと納得しきりである。
なんといっても、著者下園 壮太の意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。
ぐいぐい「プチうつ」気分にサヨナラする本に引っ張られているという感じか?「プチうつ」気分にサヨナラする本に類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?
やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。
「プチうつ」気分にサヨナラする本は評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者の下園 壮太はそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。
「プチうつ」気分にサヨナラする本を読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。
試しにまた別な友人にも「プチうつ」気分にサヨナラする本を貸してみようと思う。
さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。
うつを客観視する
うつになって何が一番つらくなるかといえば、
不安と恐ろしいほどの自己嫌悪になると言えるのではないか。
もともと現時点での鬱の捉えかたとして
ストレスにさらされた状態が続く等、脳に負担が長らく
続き、本来分泌されるはずの精神を安定させる物質を
作り出す部分に異常が出て、精神が正常でない状態に
陥ってしまう。つまり鬱は脳の病気と言われている。
だがそれを知らなければ、周りや家族、そして
自分自身さえも「精神が弱いからかかる病気」
と勘違いしてしまう。 これがさらに鬱の人を落ち込ませ、
勇気を出して周りに言っても否定される。
その否定を自分自身でも思っているため、
さらに深い自己嫌悪におちる。
その途中「自分は昔と比べて気分の波がおかしい」と
思ったときに読む本。
他の鬱本にはないわかりやすさ、簡潔さ、具体性。
どういったプロセスで鬱になっていくのか。
そしてどういった経緯でそれがひどくなっていくのか。
そうして鬱の人が必死で現状を伝えようとしても
空回りしていくのか。
これを途中で読むことができれば、上記のようなからくりは
ほとんど解けるのではないだろうか。
誰でも「少し体調がおかしいかもしれない」と
思いながら、無理をして悪化させてしまった経験は
あるのではないだろうか。
その時に「これくらいでへばるのは甘えているんだ」と
鞭打つのはもうナンセンスだ。
体調に敏感になり、大事になる前に小事で収める。
この本はその小事であるかどうかの基準を判りやすく示している。
この本を読んで共感できる部分がある人は、
仕事やストレスの元から少しだけでも離れ、
力をためるべきだ。
ただ、わかりやすいゆえに重度の鬱の人向けではない。
回復途中やちょっと最近おかしいな、と思う人、または
「鬱の友人がいるけど、どういう状態かわからない」という
人にお勧めの本。
ちょっと軽すぎの気が…
著者のこれまでの本は、認知療法をベースに、しかし本格的な認知療法ではなく
手軽にできる「気分転換」「思考転換」の方法を書いたものだった。
「プチ認知療法」と謳ったものもあるが、それなりに読み応えも示唆もあった。
しかし本書は、「ちょっと気分が落ち込む人」向けともいっていい。
あまりこういうお手軽本が増えることは、単なる憂うつを「今、プチうつなんです」
とかわすことにもつながるのではないかと心配する。
うつの人というより、ちょっと気分が落ち込んだ人向けの本でしょう。
これまでのものより軽めですが
これまでの著者の本は、軽い重いはともかく「うつ病」の人向けでした。
この本は、「うつ病」になりかかってるかな・・という人向けの
手軽な読み物。
くよくよしたり憂うつだったりする人は、まずこの1冊から始めても
いいかもしれません。薄いのですぐ読めますが、けっこうウンチクも
あります。私にはこれぐらいでちょうどいいかな・・とも思いました。
お勧めです!
