曾野 綾子

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
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発売日: 2007-04
発売元: イースト・プレス
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好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
うつを見つめる言葉って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、うつを見つめる言葉の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
うつを見つめる言葉って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者の曾野 綾子の力量が、そこここに現れています。
うつを見つめる言葉はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、うつを見つめる言葉はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
人生の処理の仕方
鬱は、自殺衝動にかられることが多い。すなわち、人生を処理してしまいたくなる。
端的に、この本は、人生論となっていると思う。人生についての章以外を読んでいても、人生が学べる。そして、人生を”生きる”という処理の方法が学べる。
(曽野綾子の本をいろいろ読みたくなってしまった。実はわたしは曽野綾子の本をまともに一冊も読んだことがない。)
そっと背中を押してくれる一冊
胸にぐっと来た。
私の鬱病は治ったけれども,心の傷はまだ完全には癒えていない。
だから,まだ鬱をどことなく引きずっているところがある。
それが悪いことなのかどうかはわからないけど,今はこういう生き方しかできない。
でも,少しずつでいいから心を健康にしていきたい。
自分の殻を破れるのは自分しかいないんだ。
言葉に救われることもある
鬱病に長年苦しめられた作者だからこその「言葉」に救われる。
調査によると6割の企業で30代の心の病が急増していると感じると回答しているらしい。
今や心療内科や精神科は予約待ちの状態で患者があふれている時代だ。
数年前には考えられなかったほど鬱病の患者は急増し、自殺者は3万人を超えた。
「生きることが辛い世の中」だけれど、それでも人生は続いていく。
わたし自身、将来が期待されていた弟が鬱病になり家族みんなで苦しんだ経験がある。
鬱病は治療で治る…けれど再発も多い。家族も本人もまだまだ苦しい時間を過ごしている。
「人生をどう考えるか、どう生きていくか」…鬱病ということ、鬱の家族を抱えるということ
…たかが「言葉」されど「言葉」…少しだけ楽にさせてくれる。
少し疲れた頭には文章が1行くらいしかない短い「言葉」だけなのがちょうどいい。
鬱病の人も鬱病の家族を抱える人も、鬱の手前で少し落ち込んでいる人も「言葉くすり」となってくれる本著はおすすめです。
