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「うつ」と「躁」の教科書

「うつ」と「躁」の教科書
ブライアン・P.クイン
「うつ」と「躁」の教科書
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625
人気ランキング: 6744位
おすすめ度:
発売日: 2003-05-27
発売元: 紀伊国屋書店
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送
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「うつ」と「躁」の教科書を読んでみた。う~むと納得しきりである。

なんといっても、著者ブライアン・P.クインの意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。

ぐいぐい「うつ」と「躁」の教科書に引っ張られているという感じか?「うつ」と「躁」の教科書に類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?

やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。

「うつ」と「躁」の教科書は評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者のブライアン・P.クインはそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。

「うつ」と「躁」の教科書を読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。

試しにまた別な友人にも「うつ」と「躁」の教科書を貸してみようと思う。

さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。

リチウム目標血中濃度は0.8?1.2ミリ当量
この本を手に取る人のうち半数くらいは自身が双極性障害に苦しむ者ではないだろうか。私もそのひとりだが、この本を手にして最初に開いたページはリチウムの服用量であった。重症の入院患者で1日900?1800ミリグラム。外来の患者で1日900?1200ミリグラムとあり、自分の処方されている薬がその範囲内であることを確認し安心した。本書は、多くのページを双極性障害について割いている。近年うつ病の本は数多く出版されているが、双極性障害(躁うつ病)について詳しく述べられた本は限られているので、この病気に関心のあるものには有難い。本書によれば、そもそも躁うつ病は心の病ではなく身体的な病気であり、最近になって第18染色体上の2つの領域が候補とされ、米国立精神保健研究所がこの遺伝子を絞り込むプロジェクトに着手しているとある。またリンカーンやダイアナ妃などの有名人を例に気分障害・躁うつ病のさまざまなケースを教えてくれる。病気の特徴・分類、精神療法、薬物療法など多岐に渡って、躁うつ病、うつ病についての情報を得ることができる。

まさに「教科書」
結論としては、「うつ」発生メカニズムや家族の対応の仕方など、バランスがき
れいに取れており、非常に優れた本だと思います。
しかし、難点は、タイトルが「教科書」というだけあって、文章が硬く、文字も
小さめです。従って、うつ病の初期の段階の人が読むには向いていないと思いま
す。また、後半に出てくる天然物質の摂取については、疑問に思う読者もいるか
もしれないですね。DHEA、セイヨウオトギリソウなど、これらの天然物質の紹介
はかえってこの著作の品位を落としていると思います。抗うつ剤については、SSRI
を過大評価している印象を受けます。

悩める家族に
気分障害は非常にポピュラーな病気であるにもかかわらず、真実が正しく伝えられていないため、多くの誤解と偏見と恐怖に彩られている。
本書は精神医学の先進国である米国から届けられた気分障害と上手に付き合うためのガイドブックである。
根治療法が確立されていないこの病気をどのように見極め、どのように対処し、どのように本人と家族の負担を取り除いてゆくかが、著者の明確なスタンスの上で具体的に書かれている。
家庭であれ職場であれ、気分障害は多くの人が出くわす対処可能なトラブルである。正しい知識を使えば容易に対応できることを本書は教えてくれている。

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