生井 隆明

定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 124942位
おすすめ度:

発売日: 2007-04-25
発売元: ヴォイス
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「うつで人は豊かになる」を旅の友とすることにした。
JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「うつで人は豊かになる」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。
ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「うつで人は豊かになる」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。
病院に通う以外にどうしたらいいのかわかる本
病院に通いつつもなんかこのままでいいのかな。
お薬飲んで休んでいるだけでいいの??
と思っていたときに読んだ本。
やはり、うつはうつになる原因となったもの
つまり、ストレスを取り除くのが一番。
根本原因が解決すれば、うつもよくなる。
まさにそのとおり。
うつがながびいているひと
薬は飲んでいるけど、
もっと良くなりたいという人に読んでほしい一冊。
自信を持って、お勧めする
「うつで人は豊かになる」というタイトルに惹かれて読んだ。
読み始めてびっくり、アフガニスタン戦争孤児のPTSD治療活動、阪神淡路大震災でのメンタルケア・ヴォランティア活動もしている著者。25年間のストレス・セラピストとして、3万人ものうつをはじめ統合失調や社会不適応の研究と治療をしているそうだ。
しかも、薬を使わないで。
本書ではそのほか、10に分類されるさまざまな「うつ」の類型、それぞれの類型からの対処法、「うつ」なったらどうするか、具体的な「うつ」からの脱出事例など、が書かれている。他の本と比べて圧倒的な具体例と実践方法が、得がたいノウハウだ。重症でなければ、充分にセルフ・メンタル・ケアに使えると思う。
そして、この本の著者は、人間が好きなんだなぁ、という気持ちが伝わってくる。
うつで悩み苦しみ、生きようか?死のうか?と地獄のふちまで覗いてきた者にとって、そこから脱出できたのなら、「うつ」になって初めていろいろなものの見方、弱者の心が痛いほどわかるようになる。そして自然に自分の人生と周りの人々に感謝の気持ちが起き、自分の世界が広がる。だから、「うつ」を経験してひとは人生が豊かになる、という。
経験したものなら解るが、確かにそうだ。
うつ病ではなくても、不快・不安・不満で抑うつ状態にある者、自分を取り巻く環境に強いストレスを感じている者は、予防知識として大変に役立つ。全編が対談形式で書かれており、読みやすい。カバーのイラストが湖面に映る木々であり、相対的になっているのも、非常に印象深い。
