井上 和臣

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
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発売日: 2007-08
発売元: 岩波書店
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好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
認知療法の世界へようこそ―うつ・不安をめぐるドクトルKの冒険 (岩波科学ライブラリー 134)って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、認知療法の世界へようこそ―うつ・不安をめぐるドクトルKの冒険 (岩波科学ライブラリー 134)の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
認知療法の世界へようこそ―うつ・不安をめぐるドクトルKの冒険 (岩波科学ライブラリー 134)って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者の井上 和臣の力量が、そこここに現れています。
認知療法の世界へようこそ―うつ・不安をめぐるドクトルKの冒険 (岩波科学ライブラリー 134)はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、認知療法の世界へようこそ―うつ・不安をめぐるドクトルKの冒険 (岩波科学ライブラリー 134)はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
遅ればせながら、ようやく認知療法の全体像がわかった!
おそれおおくも、根拠に基づく医療を精神科に持ち込みたいと願う人にとっては、認知療法は必須アイテムのはず・・・・・だが、実のところ、認知療法・認知行動療法の本はどれもこれも文字が多すぎ読むのに根気が要る。そこで種々の研究会に出て研鑽を積もうと考えたが、参与観察者の多くは、こうした研究会の同好会的気質を指摘する(いや、そもそもが平日にばかり研究会や学会をやられた暁には、参加できようはずもない)。あるいは恥ずかしながら、認知行動療法の専門家を探し出して患者の治療を平身低頭お願いしても、適応症の見極めを誤った自らの無能をそしるしかないケースもあり、結局は治療の分業体制は成り立たない。
こうして、自ら必要に迫られて、この治療法のエッセンスを学ぼうと想いつつ、2年・3年と経過した。そして、つい先週、本書に邂逅した。
いやはや、ドクトルKよ、認知療法はかくも分かりやすいものだったのか!貴殿の講演・講義を聞いてもすっきりしなかったけれども、この本1冊でばっちりではないか!!エリスの論理療法に目が覚める想いがしたのが、かれこれ20年前。ベックの弟子たちの本を読み漁ったのはこの数年。わが疾風怒涛の日々の救済者ですらあった論理療法の末裔がようやくここにいるではないか。若き精神医学徒たちよ、凡百の精神療法書で混乱する前に本書を携え臨床の荒野に出でよ。ここには主知主義の精華がある。
